うまくいえないひとたち。

analfriskerのつどい

仮原稿

 

 

お父さん・お母さんへ

 

 

お久しぶりです。しばらく帰れずにすみません。お元気でしょうか。

お父さんが風邪をひいてしばらく寝込んでいたこと、お母さんからこの間電話で聞きました。わたしも最近風邪をひいたのでお揃いだなと思いました。こっちは春が来る前兆のようにほのかに暖かい日が続いています。が、その暖かさに甘えて薄着をすると、途端に寒くて震えながら会社に向かう時もあります。油断禁物で体調気をつけてください。

仕事はまあまあ普通です。この時期を迎える前からいつもより忙しくなるだろうと覚悟を決めていた割には、そうでもなかったことに少し驚いています。毎日朝トイレ掃除を丁寧にして、社長の他の社員に対する文句を代わりに聞き、同業者に電話をかけ、契約まであと少しのお客様の対応し、近くにワゴンカーで来ている団子屋さんの団子をおやつに買い、基本的に何が何でも定時で帰るようにしています。最近のマイブームは、おやつに団子屋さんでチョコソースのかかったものを選ぶことです。食感は団子というよりつきたての餅に近く、見た目が丸く成形されてない餅のようですが、味が16種類もあって大抵のものは食べましたがおいしいです。仕事も今のところは順調です。

最近、夕飯は必ず丼ものなのですが、ご飯の上に乗せる具材に餡をかけるのが好きです。片栗粉の使い道がほかにわからないので、永遠に餡掛けご飯を作っているのですが、餡掛けはおいしいですね。鍋に少し水を入れて沸騰させ、白菜とほうれん草と挽肉を入れて、白だしをさっと入れておわり。味はめんつゆと酒みりんにしてみたり、めんつゆを醤油に変えてみたり、いろいろとしていますがどれもおいしいです。これを書いている日も新たな餡掛けご飯レシピを考えています。

自分のことばかり書いてすみませんが、とりあえず元気に無事で暮らしているということが言いたかったです。

いつもなにもいわずにいてすみません。そちらも体に気をつけて元気でいてください。

 

 

p.s. 保険証を同封します。長い間渡しそびれていてすみません。よろしくお願いします。