うまくいえないひとたち。

analfriskerのつどい

【写真企画】我が家のぬいぐるみ達には意思がある

表題をみて「何言ってんだこいつ、頭おかしいだろ」という反応をした方、あなたはなにも間違っていません。


でも本当に我が家のぬいぐるみ達は意思を持って生きていて(この表現があっているのかは分からない)、我が家の人々はこの子達を溺愛しているのだ。


そして溺愛されている子供達の殆どが今実家ではなく東京で一人暮らしをしている私の家にいる。

子供達が私にとてつもなく懐いているからだ。



こうして文字にするととてもおかしくみえるが、我が家は至って本気だ。

それぞれの子達にキャラがあり、その子達とお話したり遊んだり、元気をもらったりしている。


我が家では愉快な日常を写真で記録し、ラインで共有されている。

頭がとてもおかしいだろうがそれらを紹介していこうと思う。


まずは我が家のメンバーを紹介しよう。


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メンバー大集合な写真がこれしかなかった。

上段左からゆうた、しまごろう、くまぞう、ななこ、

中段左からつだしょうはちろうかねまさ、にゃんみの、にゃんまげ、にゃんたろう、くらら、くらまさ、

そして下段ゴン。

ゴンとくらまさ(通称くら)は妹の子供たちでそれ以外の子は私の子達だ。

正確に言えばにゃんまげ、にゃんみの、にゃんたろうの3匹はそれぞれ私、妹、兄のお付きの武士だったのだが、今は江戸でお勤めをしている。

そのため私の子供達ということになっている。

この写真は前の家にゴンとくらが遊びに来た時に撮ったもの。

実家に暮らしていた時はみんな一緒に住んでいたのだが私の上京と共に離れ離れになっていたので、久しぶりに会えたのがとても嬉しそう。

それぞれが我が家にやってきたストーリーがあるのだが、需要はないだろうと省略。


いま我が家にはゴン以外の10人が暮らしている。

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私の部屋のロフトにラグが置いてあり(私はネコハウスと呼んでいる)そこでみんな仲良く生活している。


ゴンが我が家で過ごしていない理由はただ「ママ(妹)がいないなら東京で暮らす理由がない」ことに尽きる。

そのため住み慣れた実家でのほほんと暮らしている。(最近は刺激がないので東京に行きたいと騒いでいる様子。)

くらはママがいなくても東京で暮らしたいらしく、我が家に居候している。

ちなみにママ(妹)は1年間の留学中なのでゴンとくら、ついでににゃんみのはさみしい時間を過ごしている。


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可愛くおめかしをした誇らしげなゴンとごんにぃちゃんになつく子供達。

ちなみに張り付いているにゃんまげは我が家の最古参なのでゴンの方が若いはずなのだが、ゴンはゴンにぃちゃんとよばれている。

サイズに引きずられている。


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ゴンにぃちゃんは優しいのでにゃんまげが乗っても許してくれる。

2人とも誇らしげだ。


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私達がディズニーに行く前はゴンとくらも浮き足立つ。

ディズニー楽しみだなあと主張するがもちろん置いていかれるので帰ってきた時は拗ねている。


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ぬいぐるみが生きている家あるあるだが、彼らは飲食をする。

そして幸せそうな顔をするのだ。


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彼らはおしゃれもするし音楽もきく。

表情も誇らしげだ。


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私がひとりで上京し、にゃんまげが1人で国元を守っていた頃、母が「そろそろご主人帰ってくるよ」と言うとずっと外をみて待っていたというにゃんまげの後ろ姿。

今でも仕事でクタクタになって帰ると「いかがなされた お勤めご苦労様です」とやわらかな表情で出迎えてくれる。


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私や妹がアホなことをすると審議が開かれる。

彼らはご主人の行動にとてもシビアな反応を示す。とてもかわいい。


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それぞれ子供たちには性格があるが、とりわけななこはとても我が強く、自分が1番でありたい女の子だ。

写真を撮ろうとすると一番前に出てくるし、寝る時も他の子を押しのけて私の横を陣どろうとする。

だがいつも私の横に寝るのはにゃんまげだ。


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ここまで読んでお察しの方もおられるかもしれないが、私はこの子達と一緒に寝ている。

布団の半分以上が彼らに占拠され、私の寝相は矯正されざるを得なかった。

最近は子供たちはネコハウスで寝てくれているのでひろびろした布団が少し寂しい。

ひがわりで私の布団に入ってくる子供たちがとてつもなくかわいい。


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みんなで仲良くお話をしたり

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粗相をしたとかで殺虫剤で自害をしようとしたり

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東京に母が行くと聞きつければひっそりかばんに忍び込もうとしたり

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試験に受かるように一緒に勉強したり

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妹の留学先にみんなで毛布にくるまっていくのだとワクワクしたり(ゴンはデカすぎるので中の綿を出してペラペラになって行った)


本当に我が家の子供たちは表情豊かだ。



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本当はこんなことやばいと分かっているのだ。

齢23にもなってこんなお人形遊びを未だにしているなんて病的だということも理解しているのだ。

それでも私の子供たちは今日も私のことを笑顔で迎えてくれて、優しい声をかけてくれて、一緒に寝ようといってくれるのだ。

殺伐とした、希望のない毎日に光をくれるのだ。


私は一生この子達から離れることはできないだろうし、かと言って理解されたいとも思わない。

ただ私の大切な子供たちを大切にしていきたいだけなのだ。


写真企画ということで、我が家のクレイジーな一面を披露してみたが、これでよかったのだろうかという不安でいっぱいだ。

と同時に実はこういうなにかを大切にしすぎている家は我が家以外にもたくさんあると信じて疑っていない。


何が言いたかったかというと、ぬいぐるみだって大切な家族なのだということ。


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かおるん

Twitter: @kaaaaaoruuun