うまくいえないひとたち。

analfriskerのつどい

うかびあがる


「いい加減にしろ」という言葉を電話越しに聞いて、もう耐えているのがばからしくなった。




ここ数か月だけの話ではない、きっともっとずっと昔から積み重なっていたものがいよいよ無視できなくなってしまった。


迷惑や心配をかけているのがお前にはわからないのか、という言葉を数千回刷り込まれると、それは呪いに変わるということを体感した。
呪いだとおもっているだけじゃないか、本人の気の持ちようでなんとかなるのでは、と言われたらそれまでなんだけど、わたしはどうしてもこの呪いを解く方法を見つけ出せなかった。
それにずっと呪われていて、どんなにあいしてやまないひとたちにでさえも貸し借りの理論を適用して、自分は迷惑や心配という言葉であなたを呪わないし自分も呪われないぞ、と強くおもっていることを表明したつもりだった。「あなたをあいしています、迷惑はかけないからどうか近寄らないで。」



卒業式の当日、家を出る予定時間の3時間前の夜明けにトイレで一年ぶりに酔ったわけでもなく吐きまくって、脳内回線がショートしたかのようにからだが熱くて、ずっと泣いていた。



もう貸し借りのことなんて一ミリだって考えたくなくて、あなたが嫌がってでもいいからあいしていますと大声でいいたくて、すきなもののために生きて死にたくてそのためなら長生きすることは簡単に諦められて、とにかく要領の悪くて愚図でとろくてどうしようもないひねくれもののわたしが、誰のためでもなくわたしのために生きていくことを許してほしかった。



ただただ、もうなんのために我慢するのかわからなくなるまで我慢するのはやめにするのだ。


これからどうなるかなんて知らない、どうにかなってきたひとたちの文脈なんか何にもわたしを支えるものにならない、ただわたしが作ってきた道だけがわたしを救うのだとおもったら、とてもクリアになった。



自分で浮かび上がるためにやれることをするだけ・すきなものをすきでいるために身の周りを整えていくだけ。
それしかないのだなと最近思い至りました。





というわけで、鬱々しかったのも一区切りつきそうなので、社会不適合者ではあるけれどまたいろいろかいていこうとおもいます。


長く更新しないままでごめんなさい。また企画を立てたりするのでみんなみてね。












管理人