うまくいえないひとたち。

analfriskerのつどい

2020年決意リスト

 

ビューカードの入会手続きをして、今持ってるSuicaオートチャージ機能を付けたい

ブルーノート東京に行くデートがしたい

・自転車を買いたい

・温泉に浸かりたい

・他人に軽率に消費されないようなキャラで生きる

・会いたい人に会いに行く優先度を高めにしていきたい

・ひとりでもいいので飲み会を定期的に行いたい

ショールーム巡りをシーズンごとの休みの間に行う

・美術館や演奏会に軽率に行くことを自分の中で許す

・同居人や他人の何かうつくしいと感じたものについて、「すき」と思ったら息をするように伝える

・すきなひととの関係性について悩みすぎないこと

・他人の感情に振り回されすぎないようにすること、基本的に自分が何をするべき/したい かでしかない

・職場のデスクをもう少し整えていきたい

・家族や親戚としばらく距離を置く、彼らに会う時間のことを、彼らがどのように考えようとも重要視しないようにする

・母とはなるべく仕事の話をして、彼女から聞き出せる最新の業界事情とそれに関する彼女の意見を全て把握し、自分のキャリアについて逐一考える

・自社製品のよいところ、改善点について自分なりに考えをまとめる

・照度計算やプランニングまでできるようになる

・すきなひととデートができない場合は、すきな友達を誘ってデートすることを視野に入れて考える

・判断に迷ったら即相談する

・自己肯定感が低くてつらいというより、他者のことばに傷つくことが多いだけなのでそこは勘違いしないようにする

・どでかいムーミンのぬいぐるみをゲットしてリビングに置きたい

・家賃を減らすことについて1ミリも掛け合ってくれない同居人のことを恨んだりしない、それでつらいなと思ったら別居してもいい気がする

・楽器を演奏する機会をこの先定期的に持つか持たないかについて、真剣に考えたり探したりする

・勉強する時間を生活の中に入れていく

・お風呂に浸かることと入浴剤を使うことを惜しまない

・お喋りしたい人には引き続き積極的に声をかけていく

・ちょっといい下着を1回買ってみる

・作り置きのおかずを作ることについて検討してみる

・スカートを履いてみたりする

・自分へのご褒美と日々の節約を両立させる

・ムカつくなと思う人がいたら、ラインはブロックしていい

・夏の暑い日も食べられるようなご飯のレシピを考える

・すきなひとにムカついたりしても丸焼きしてローストしたりしないようにする

・職場の直属の上司が仕事を丸投げしてきてもキレたりしない

・周囲の人が自分の話を丁寧に聞いてくれない場合についても同様

・炊き込みご飯のスペシャリストになって最強の炊き込みご飯を何種類か作れるようになる

・ふぐ食べる

 

 

 

 

 

 

 

 

透子(@hereIam397)

《12月企画》一番いいたいのはラストに書いてあること。それのみ。

 

今年買ってよかったもの。ベスト3。

ちなみになんで3つまで、とかいう上限を設けたかというと、もしわたしが書くとしたらそれくらいの個数しか書けないだろうなと思ったためです。わたしが買い物下手くそ人間であるがゆえの縛りでした…(これについてはその人に合わせてちょっとルール改定しても大丈夫です)

 

 

第3位   チェスターコート

 

数年前に就活スーツ一式を洋服の青山で購入したことを思い出させてくれた、「お誕生日月以外の日でも割引がききます!」券が秋頃に郵送で届けられたことからこのコートの購入のストーリーが始まり。

まあ見るだけ見に行くか…と偵察を2度した結果、表題の商品を買うに至りました。キャメルブラウンの色味のものを買ってみたのですが、顔にあまり似合わなくて毎日鏡で確かめるたびに違和感を覚える。チェスターコートを着たことがなかったので、毎日着てはすっきりする見た目を鏡でみてうっとりしています。なんてかわいいやつ!

 

 

 

第2位  KATE ファンデーション パウダリースキンメイカ

 

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転職する時にちょうど前まで使っていたあまり好きでないファンデーションが切れかかっていたため、「心機一転・気合入れて選び直すぞ」と思ってマジで10日間くらい悩みまくって選んだのがこれだったんですが大当たりでした。厚塗り感なくというか、とても軽いタッチであることが好ましい…。肌だけはマジで綺麗にみえてほしいぜ…と祈りながら毎日鏡に向かう。

 

 

第1位  フェリシモ 猫柄靴下

 

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実際に持ってるものとは写真のやつと微妙に異なるのですが、これを池袋駅で偶然見かけた瞬間に購入する意志はすでに固まっていて、柄の選定に入っていました…。たまに池袋駅構内?でフェリシモのグッズ販売がされているっぽい。

同居人にサバトラ柄のやつをあげたら、随分と履いていたのかこないだ見たときにはかかとに穴が空いていて猫が大破しておりました。なのでまた別メーカーのを購入してしまった。ハハ…

案外猫靴下ってふわふわもこもこのやつがなかなか販売してないように見受けられたのですが、どなたか他にもご存知の方いたら情報いただけますと幸いです。

 

 

 

はい、というわけで12月企画終わりでございます。

わたしは自分の買い物があまり得意でなく、1位みたいに「誰か使ってくれたりしないかなこれ」みたいなところからスタートして自分も同じのをちゃっかり買う、という形で物欲を満たすことが多いのですが、今年はコート奮発しちゃったし結構自分の物欲に素直になれたよい年でした。

 

来年もバンバン気になったものを吟味して買ってまいろうとおもいます。

今年も皆さまありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ。

実家の亡くなったメインクーンの写真。

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猫は世界を救う。

 

 

 

 

 

透子(@hereIam397)

 

≪12月企画≫今年買って良かったもの~ベスト10(え~

3つまでって書いてあったけど失念しててベスト10書いちゃったのでベスト10読んでほしい!!!(許して

キツそうなら3までとばすこと!

 

第10位 ファンタ SOKATA

香りがわりと好きで味も美味しいのでたまに飲みます。

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第9位 ウィルキンソン タンサンレモン

旦那さんとオセッセするときによく口移しで水をくれるんですが、謎の清涼感があってとても気持ちよく飲めます。ポカリスエットのツイートがバズってましたが、おそらく甘い飲み物ではこうはいかないでしょう。というわけで役に立ってるので9位。f:id:analfrisk3456:20191221054924j:image

 

 

第8位 Panasonic かんたん床暖DC-1V4

あったけー!!あった、あったけー!!むしろ、あっつ!

となりました。当方北陸圏住まいですが、正直ここまで暖かくしてくれるとは思わんかったよ!Panasonic見直したわ!ちなみに光熱費はガス30000(円)電気5000(円)くらいだったのが、ガス10000電気6000くらいになってます。強い……

 

第7位 Tropicanaシリーズ

基本ハズレはないと思っているのですがどうでしょうか。購入頻度的にはフルーツブレンド>>パイナップル、グレープフルーツといった具合。カゴメ商品と一緒に並んでたらもれなく買ってます。

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第6位 サントリー ORANGINA free sparkling

甘過ぎず美味い……とはいえ、食前食後に飲んですぐ歯磨きしてます。砂糖不使用なのが個人的にはポイントです。どうしても甘いものが飲みたくて仕方がないとき、仕事中に飲んだりします。なお、FamilyMart限定販売


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第5位 午後の紅茶 peach&pear TEA SODA

新商品に目がないWA☆TA☆SHI!

とにかく炭酸水が好きでよくよさげなものを見つけては飲んでます。例に漏れずおいしかったのですが、一度買ったっきりあまり店頭には見当たらないね……。

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第4位 カゴメ 野菜生活100シリーズ

本家オリジナルとPeel&Harbシリーズと季節限定シリーズよく飲んでます。スムージーは正直口に合わんかった……スマヌゥ……。そのなかでも特に推してるのは本家オリジナルとPeel&Harbシリーズ。本家オリジナルは疲れたときに基本的にどこにでも置いているので買って飲むこと多し。Peel&Harbシリーズはあんまり置いてない。そして種類が減った(美味しかったのに……)それでも決まった店舗に購入しに行くくらいは好きな商品です。

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第3位 ジョージア エスプレッソ&ミルク

職場の自動販売機に並んだとき、「よくやった!!」と思わず褒め称えてしまった一品。商品に書いてある微糖は微糖ではない、が私の経験則であり(おそらく内容量で微糖云々は定まっているのであろうが)とはいってもブラックは飲めないのでカフェインを手軽に摂取したいとき苦慮していた。濃さも十分だと思っている。(維持は大変かもしれませんがミルク多目になったらなおうれしいです)

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第2位 ポッカサッポロ グリーンシャワー

香りがとにかくよく、無糖のはずなのにちょっと味があるようなそんな感覚に陥る一品。単なる真水は味気なく、得意ではないので炭酸水でこれくらいが一番良い塩梅でした。

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第1位 ワコール Salute商品

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近くにあったワコール専門店、前々から店頭においてあるマネキンが着ているキャミソールがかわいくて仕方なくて気になってたのですが、

ついに入店してしまったァ!

と思いきやSaluteを激推しされて買ってしまったァ!

詳しい話は「今年初めて知ったこと」で書くつもりですが、すごい下着ダァ……と思ったのでここに。レースフェチっ子はどうしようもなく沼るはず。騙されたと思ってワコール専門店、またはSalute専門店へ!

ゆけ!
いますぐ!
正直カタログだけでももらってくれ!ご飯10杯はいける!!
今年のテーマは世界遺産、来年のテーマは映画ヒロイン!
私はもう1セット予約した!!(なんてったって数量限られてるからね!)
あ、でも、買うのは良い、と思った人とだけで良い!!(この前発売のブラが即完売して血涙した)
正直かなり高いし、マジで作れる人限られてるからね!!!
それじゃ夜路死苦ゥ!!!!!

 

以上 Theyでした。

お礼文

 

 

自販機でコーンポタージュ売ってるのを見て秋だなあと思いながらこれを書き始めました。

 

このブログを書いたり読んだりしてくださっている方々、いつもありがとうございます。

お礼をいうのが遅くなってしまいましたが、最近の自分の身の周りのことに関する所見も含めてうまくいえないきもちを書きます。

 

 

【働きだしました】

・新しい職場は前の職場よりもはるかに家に近くて(といっても最寄駅から電車で1時間くらいかかるんですけど)、結構通勤がラクになると心身もラクになる、ということを学びました

・でも職場と家が遠い方が全然ありがたい。稼ぐために仕方なく行う行為のことを考えなくていい時はできるだけそれから遠いところに身をおきたい…

・派遣として働くのが初めてだったんですが、業種も前職と異なるせいかかなり扱いが正社員と違っていて体感するまでは全然想像もつかなかった。なんていうか、めちゃくちゃ気を遣ってもらっている感?

・営業事務なんですが、めちゃくちゃ忙しい。電話の応対業務がついこの間から任じられたけども、もう全然電話対応で体力精神力持ってかれるので別の業務に永遠にたどり着けない。毎日ポニョが脳内で流れてる

・でももともと働きたかったインテリア業界の一端で働いているので、毎日めちゃくちゃ学んでいて今までの自分が知らなかったことを知れるのが楽しい。

・働きだすことが決まった時に「職場の人とは距離をもって接することに努めよう」と決めていたので、それが今のところ実現できて毎日ほっとする。

・でも毎日仕事が不安すぎて最近胃腸の調子がギャンギャンに悪い。昨日からプチ断食して胃腸のことを落ち着かせている。

・メモする暇もないくらいの説明の速さで仕事を教えていただいていて、何もかもが不安。メモさせて〜〜!!!!!でも不安だったらメモした内容でも全然聞きますけど〜〜!!!!ってきもち。

 

 

【わたしとブログ】    

・このブログともども生誕祭をしました。いつも読んでいる方や書いてくださる方、ほんとうにありがとうございます。サンクスです

・わたしがこの1年病みまくっていたので、自分の中にあるものを言語化する力さえなくなってしまっていたから全然ブログ書けてないのがほんとバカ。

・書き上げられなかった下書きだけめちゃくちゃ溜まってます。Twitterかよ

・ブログ企画、考えておりますのでまたぜひふるって参加いただけたら嬉しいです。

・ブログ、ごくごくたまーーーーに内容的に?荒れたりしましたが、運営的に静観という判断をとったりしていました。このブログによって傷つけられる人がなるべくいないように運営的に動いていくつもりではあります。もちろん書き手の「うまくいえないきもちを表現する自由」を阻害しないことも大事にしているつもりです。わたしが恣意的に判断することが正しいかどうかもちょっと悩みどころではあるのですが、できればこのブログの場において大事にしていることを再度ご承知いただけたらすごくうれしいです。(これも表明すべきか悩んだけどね)

 

【最近印象的だった出来事3つ】 

1.朝の通勤時の野良猫遭遇率が以前より高くて、でくわす度に足を止めて写真撮りがち

 

2. 定時が17:30なので残業したとしても帰りにスーパーに寄って買い物できる。けど自炊する余裕が1mmもない時に買ってしまうカップ麺や冷凍パスタの味も好き。

 

3. 最近麻婆豆腐(野菜好きなだけいれちまえよ版)を作りまくっているんですが、ついこないだ豆腐を買いに来た時に今まで買ってたのが絹豆腐でもめん豆腐じゃなかったことに気付いてショックだった。ほろほろな絹豆腐で麻婆豆腐作っても美味しかったから全然気づかなかった。あと投入する豆腐の量と食べる時に感じる幸福度は比例関係にあるっぽい。

 

 

 

【最近興味のあること3つ】

・セルフケアについて

→最近主にセルフケアに関してツイートしている方をフォローしたんですけど、たしかにそうかも…と思うことが多々あって。自分がセルフケアしなきゃ!と思っても何をすれば自分がケアされたことになるのか今までよくわかってないまま、大好きなポテチを頬張ることしかできていなかった。ポテチはうまい。でもセルフがケアされた感じはあんまりない。セルフケアってなんだろうなと思い始めた。まとまりかけたらまた記事にしてみます

 

・「物語が足りない」という感覚の言語化について

→これねーーー、なんていったらいいかほんとうに自分でもわからないんですけど、転職のトリガーになった「気づき」なんですよね。もちろんこれだけが転職する理由になったわけではないです。ただ、「このままずっと、自分の芯である物語的な何かがずっとアップデートされていかない感覚のままでいていいのか?」という疑念がずっとあって、どうやったら物語を自分で進めることができるんだろう、とぼんやり考えていました。

→物語というのは、自分の中でも多様な意味をもつんですけども、軸としてあるのは「早く死にたいと思っている自分がこんな世の中で生きていく意味」だと思っています。自分を生かすための自作ストーリーって感じです。めちゃくちゃ平たくいうとキャリアプランということなのかもしれないけど。

→自分の中の物語のために選んだ道を歩んでいるはずなのに、なんでこんなに死にたくなっちゃったりしちゃうんだろう?と思って。自分の中の物語について、それを作り上げていくことについて、物語と自分の距離について、物語の核を作り上げるための準備と期間について、再度丁寧に考えていった結果、「無理してこの場で働く必要は全くないしわたしは物語も含めてわたしのことが大事だしな」と結論が出て退職に至りました。

→この物語のことについては、後学のためにもまた別途書きたいなと思っています。生きていくためには物語がすごく大事だという気づきを感じたエピソードをたくさん書き記しておきたい。

 

・通勤用の服と靴について

→オフィスカジュアルという服装の指定の仕方、どこまでカジュアルにすればいいのか常々疑問に思っている。ジーンズがダメって基準はまあ想像できるからいいじゃないですか、丈の短いスカートとかもそうだけども。「それ以外」が多様すぎて全然アウトがわからないんですよね。

→今はひたすら通勤時間にすれ違うOLさんの服装を見て研究、UNIQLOやGUのサイト見たりして安くブツが手に入る方法を探しています。

→服装について指南してくれる人が一家に一人ほしい。もうほんと全然わかんない。助けてほしい。

 

 

 

 

以上4本立て?でお送りしました。

 

あいも変わらず伝えたいのは、いつもこの場に遊びにきてくれてありがとうございます、ということです。

またよかったらきてくださいね。

 

 

ここまで読んでくださったみなさん、どうもありがとうごさいます!

 

 

透子(@hereIam397)

 

 

 

わたしからあなたへ


「何処か貴方の知らないところに、貴方への言葉を残すこと」。

それはとても、とても難しい。
適切な場所がどうにも思い浮かばなかったので、ここにしました。ただ、きっとこの場所も、いつか貴方の知るところとなるのでしょう。だって、あなたはわたしで、わたしはあなたなのだから。

最初に断っておきます。
わたしは、どうされようと構わない。

なぜ、貴方ばかりが隠れていなければならないのか。
貴方のした事が、わたしの為にならない事など、ただの一度も無かったわ。そうでしょう?

わたしとあなたは表裏一体。
どちらが本物か、どちらが正しいか、間違ってるか。
どちらが表か、裏か。
そんなものはどうでもいいの、大事なのは、わたしとあなたで、ようやくひとりの人間として成り立つということ。

どちらが欠けても、きっと
今頃この身体は存在し得なかった。

わたしはさ。
あなたがわたしで、わたしがあなたで、良かったと思っているんだよ、橘。



朔(@__endlosesung)

きみが嫌い

僕は前の記事のような文体が苦手である。

人は信仰で生きてるものだから、と言われればそれまでであるが、

米津さんも新海誠もタピオカもどうでもいいのである

どうでもいいどころか嫌いなのである。

嫌いなことを匿名で多数の人が見る場に書き込むのはとても嫌われる行為であるが、

でも嫌いなものは嫌いだと言いたい

でも自分のブログやツイッターで言うのは嫌われるので

ここに書くのである。

もちろんこれは真剣真面目なのであるが

前の記事の筆者にはワハハとおおらかな気持ちで笑ってもらえたらありがたいことこの上ないのであるが。

のであるのであるいって冗談めかしてるのは怖いからなのである。

まあいたって真面目なのであるが。

嫌いなもの苦手なものが、大衆の好きなもの場合

言いにくいからsnsですら生きにくいのである

大衆の好きなものを嫌いなわけではないのは宇多田ヒカルが好きなことから自明であると思うのである。

しかしながら、なにか祭り上げられているものは嫌いなのである。

なにかうんぬんかんぬんの理屈でもってそれを持ち上げる人はもっと苦手なのである。

虫はもっと嫌いなのである。

生きにくい、というか、まさに「うまくいえない」ひとなのでこれくらいは赦してほしいのである。

再度いうが前の記事を書いた人への悪意はないのである。

それにちゃんと最後まで読んだのである。

「あたし変わってるってよく言われるんだ これって褒め言葉よね?」 ある意味褒めてんだ稀に見る愚の骨頂

的な記事まで読んだのであるから翻って好きなのかもしれないのである。

でも苦手なものはニガテここでくらい言わせてほしいのである。

この記事は誰か消すかもしれないのである。

僕はますます生きにくくなるのに、書いてるんだから矛盾に他ならないのである。

あたし変わってるってよく言われる

つらいのである。うまくいえないのである。

うまくいえないことを免罪符にしてとお願いしている節もあるのである。

言いたいこと言ったのでスッキリ。

米津のパプリカがなんだ新海誠がなんだ

ようはそういうことなのである。

コンプレックスの塊をこじらせただけなのは重々承知なのである。

好きなものを好きって言っていいのなら嫌いなものもそろそろ嫌いと言わせてほしいのである。

イデオロギー 主義 みんな好き そんなものにアレルギーを感じるのである。

アレルギーだから仕方無いのである。

言いたいことも言えないこんな世の中じゃポイズンなのである

冗長になってきたのでやめるのである。

ここは最高に言いにくいことが言えるから唯一むになのである。

さようならなのである。

 

最後に同じアーティストの歌詞を引用するのである。

 

君が嫌いなのさ

君も俺が嫌い

それは奇遇だ

もしかしておれたちは

気が合うのかも知れんね

 

GRAPEVINE - きみが嫌い より

 

 

 

 

 

 

僕たちは〈大人〉になってしまった 〜 『天気の子』レビュー(途中からネタバレあり)

 

 

「人に嫌な思いをさせてはいけません」

「暴力を振るってはいけません」

 

こういう価値観が「当たり前」になったのは、とても「正しい」ことだ。大前提。

ただ、それは同時に誰かの権利を侵害しないように気を張っていなければならなくなったということでもある。

 

どこかの誰かの「良い」が増えれば、同じ分だけどこかの誰かにとっての「悪い」が増える。自由の総量は決まっていて、誰かを自由にすれば誰かが不自由になる。

 

現代において、そういう原理を無視して自分の自由だけを考えた行動ができる者は、果たしてナポレオンか。はたまたヒトラーか。あるいはドン・キホーテか。

 

 

 

 

 

 

 

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新海誠監督の最新作『天気の子』を観てきた。

 

金曜公開の翌日、土曜日の東京の映画館は、どの時間帯も予約で満員になっていた。

カラフルな世界を細やかに描き、明快なカタルシスを提示して社会現象になった『君の名は。』の次回作だからこその動員ということは、火を見るよりも明らかだ。

ハードルの高さはとてつもない。誰がどう見たってネクス宮崎駿の筆頭候補なのだから。

 

 

観終わって数時間後にこの部分を書いている今の僕、もう10年以上新海作品を追いかけている僕は、是非この作品をたくさんの人に観てほしいと思う。

そして、ある程度の初動が確実に見込める今作は、恐らく『君の名は。』以上に新海にとって「観せたいもの」として創られたのではないだろうかと、そんなことを、今は感じている。

 

 

 

 

 

 

 

 

【注意】以下ネタバレ

 

 

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人に好かれること、嫌われること

最近でもないけど長いこと付き合ってるわけでもない彼氏と最近些細なことで言い合いになる。
私は些細なことだと思っているのに彼は些細なことだとは思っていないらしく、それが議論のもとなのだけれど。

私が首を傾げたり、相手を見て話したり、笑顔で話しをしたりすると、相手は騙されるらしい。
この子ならいけるかもしれない、好かれてるかもしれないと思われるらしい。
「男は単純な生き物なの!」とは彼の言い分だ。
ただ普通に会話してるだけだし、楽しく過ごせるなら笑ってる方がいいと思う。

「モテるよね」と仲のいい友達にも言われることがある。
たしかに愛想はいいのかもしれない。
ただ、私は私を慕ってくれる人を邪険に扱いたくないだけなんだけど。

昔から人当たりはいい方だと思う。
そういう風に育てられてきたし、その方が人生いいことも多いと思う。
だけどそれを変えようって、それは本当に私なのかと疑問に思う。
私はこんな育てられ方をしてきたし、それ以外の生き方を知らないし、だから今更変えるなんてそれは難しいし、実際できないと思う。

交友関係も広いし知らないことにも突撃していく度胸もある。
いろんなことを見て聞いて感じて、そうして私は変わっていくんだと思う。
こんなに広く楽しい世界で、楽しく生きない選択肢はない。

でも彼が私の交友関係についていろいろ言うのも頷ける。
これから先ずっと彼といるつもりなら私の人生の半分は彼のものだ。
よく分からないものに突っ走っていくことに不安があると言うなら、それは取り除かないといけないんだと思う。

誰かと一緒にいるということはそういう制約を受けるものだ。
その制約を受けてもいいかなと思える相手だから今一緒にいるわけだけど。

正直こうやって生きてきたのは「誰かに嫌われたくない」という思いからだ。
私がすごく人目を気にして生きている自覚はある。
暗示のように「周りの目なんか気にしない」
といくら言ったところでそんなことは不可能だ。
嫌われないように、人当たりよく、言い換えればモテるように、頑張って生きてきたと思う。

でも、彼がそれが気になると言うなら、そういう行動を改めるべきだと思う。
たとえ誰に嫌われたとしても。

なにを、だれを大切にするか。

人に好かれること、嫌われることって自分で選ぶことだと思った。
誰からも好かれることは無理だし、その必要も無い。

だから私は私を大切にしてくれる人に好かれたい。

きょうの日報

 

 

 

連日、残業している。当然のことだが、残業代という概念は設立してからようやく1年とちょっと経った弊社には存在しない。いやお前交通費全部出さないなら出せよ、という言葉を何度飲み込んだことかわからない。引かれていく社会保険料のエグさが毎月生理のように痛くてたまらない。辛いものを食べ続けている時と一緒で慣れていくしかないものなんだろうとは思うんだけど。

 

 

連日、お腹が痛い。現在抱えている案件の中での自分のポジションは、極めて人権がない。ていうかもうちょっと権限をもつ偉い業者が、全然動かない。言われたら動くけど、基本停止している。カメかな?と思ったけど、あながち間違いではなさそう。今日資料にミスがあり、この話が本腰に及んでいる段階で発覚することのヤバさをひしひしと感じながら、「すいません、ここの記述のエビデンスはどこにありますか?目視で一緒に確認した際はなかったものですよね」と訊いたら、すみませんそんなものはありません・こちらで修正しときます、という回答だった。いやあの、後手にまわってそういう対応なくないですか?お客様にわたしはなんて説明すればいいんですか?ていうか知能指数ゴミですか?   ですよね、わかりました、失礼します、といって受話器を置いて、ため息×5。一方ではわたしが味方をしなくてはならないお客様から半激詰めに遭っていて、そのお客様の立場を長いスパンでみて守るためにいろいろ動いていて、決してその都度要求に100%答えることが味方ではないことを、うまくいえない。意味わかんないんですけど、とか数億回聞いた。言葉遣いひとつで相手の対応が180度違ってくる世界の中で、たったひとつ言いたいことを丁寧に伝えるために言葉を選んで喋っていることを、1ミリもわかってくれないお客様だ。わたしは味方で、あなたがたのためにここまで動いて、ここからはわたしの手の範疇の外ですというのを示している。伝わらない。どこまで丁寧に付き合えばいいかわからなくて、トイレに駆け込む時だけが落ち着く。誰もみてないから涙ぐんでもへいきなのだ。

 

連日、後輩とバイトに手を焼いている。バイトに関しては、5月頭からはじめて毎週月曜木曜金曜来ます・来れないときは事前に連絡します・という約束をしていたのにも関わらず、もう昨日から来てない。社長の古くからの付き合いのある方の娘さん(ギャル)だ。なんなら金髪だった。黒髪に途中で戻してくれたけど、別に金髪は結わえてもらってたら全然それでよかった。そこの髪の毛のやる気があるならまずシフト通りに出てほしかった。何かシフトについて聞いてますか、と社長に訊くと「いや毎週月曜木曜金曜に来るってはいってた」と返ってきて、いやそれわたしもすでに聞いたので休みの連絡とかないんですかとかって意味で尋ねたんですけども…とおもい黙りこくる。仕事を覚えるまではなるべくきてほしいなとおもう。大学生なんてそんなもんだよねと思いたくなくて、なんかほんともうちゃんと自分の中の義理みたいなのをたててほしいよとおもう。

後輩については、無事(?)正社員に今月からなったものの、全くといっていいほど契約がひとりでできないので場数をこなしていくしかないねって感じでいつも内心ブチギレている。日報丁寧に書けっていってるし、あれほど日報と引き継ぎの下手くそだった元同僚を見ていて何を学んだのか知りたいなと本気で思った。あと文鎮がなにかわかってなくて、文鎮取ってって伝えたら「ブンチンってなんですか?」と返ってきて本気でびっくりした。素養がないとかそういう話ですらないなと思ったので、後で頭にぶち込んであげるから体で覚えてねといった。仕事の優先順位のつけ方がまだまだ甘くて、多分そこを自覚していないのだろうと予測している。朝に頼んだ毎月はじめの一番大事な仕事は、本日の終業5分すぎの時点で終わってなかったことが判明し、無事尻拭いのため退社が遅れた。ちなみに後輩はわたしより早くあがっていた。てめえぶっ殺すぞ。弊社の中で給料泥棒は積極的に殺していかないといけない法律がある。わたしが制定した。

 

 

連日、ぐったりしている。救いを求めて買った本は、まだあと半分読み残してある。救いがほしくなったときのために残してあるんだけど、読もうとする前に疲れてなにもかもわからなくなってしまう。同居人の生活におけるわたしの行為についてなんでああいうことしたの、という指摘の言葉にさえ、もうつらくてごめん、と謝ってしまう。わたしにも理由があって、もういっぱいいっぱいなんだってこと、きっと全然伝わってない。もうそんなに責めないで。誠意を尽くして生きているつもりで、わたしの誠意のコップの中身はもう空に近い。コップが小さいことが悪いのかもしれない。でもわたしはもう無理だ。明けない夜もないけど、毎日朝日が火事の中で迫りくる炎のようにみえることを絶望だと思う内は、さっさとこんな世界からいなくなるべきなんじゃないかとおもう。

いいたいこと言い残してきてないままここまできちゃった

 

 

 

タイトルの通りのことをいままさに思いながら通勤している。

GWは他の業者は休みなのにうちは全然仕事で、仕事ももはやなくて何しにきてるか分かんなくなりはじめてるのに、出勤。今日も審査中のお客様に逆ギレされたりして生きてる意味がわかんなくなっちゃってたいへん。

 

 

 

えーと、振り返りからの所見を。

わたしははじめて年号が変わる瞬間を目撃したわけですが、ていうかその時ばっちり寝てたんですけども、自分の生まれた世代が一区切りついて終わっていくことに形容しがたいさみしさを朝起きて感じました。先に進みたくなかったのにな、みたいなきもちだった。自分が舞台で譜めくりをするポジションで演奏していて、見開きの楽譜の1番右下まで行く少し手前の弾かない瞬間で譜面をばさっとめくる時の、あのさみしさにかなり近かった。本番中曲を弾いているとき、いつも「これが終わったら、もう二度と会うこともない気がする」と思っている。このリズムも、ここで音程を正しく保っていることの難しさも、ここで聴こえてくる誰かの音の揺らぎでその人がうまくいったかどうかを判断するのも、これで最後なんだと気づいた時のあのさみしい感じが今日の朝自分の傍にいた。

先に進んでしまったら、終わってしまうから。

でも、平成を総括してみると、わたしの生きてきた時間の短さの中で、わたしはこんな人間になり(なってしまい、の方が正しいのかも)、たくさんの人に会って、たくさんの感情と事情に振り回されて、あるいは逆に振り回してきたのだなとも思います。その中でもずっと変わらず鬱々しくて、ずっとくらいところで生きてきて、これからもそうなのかなという予感で怖くていっぱいいっぱいのまま、ここまで進んできてしまったなという感触でした。いいたいこともいえないで、わたしの思っていることは所詮わたししか思っていないことで、それはほとんど誰かの何にもならず、わたしを救いもしない、こんなことがあと死ぬまでずっと続くの?という不安を、そのまま令和に持ってきてしまうくらい、平成は生まれてから今までしんどい時期だったなとおもいます。もちろん楽しい時もあったんだけど。

これからはもっと自分のこと、嫌いにならなかったり許したりして、もっと生活していくことがたのしいと少しでも思えるようなレベルにもっていけたらいいなあと祈っています。

まあ最も他人からみたら、わたしは自己愛がつよくてわがままなんだと思うけど(実際にそのようにいわれるのでそうなんだろうなとおもう)、でもわたしもわたしでいっぱいいっぱいで、すきなものをすきでいることがつらかったり、余裕のない愛を捧げてしまっていたりするのが難点で、生きていてごめんなさいというきもちで毎日他の人に仕事が頼めないからしょうがなく生きています。早く死ぬので勘弁して!っていっつも思ってる。ほんとうは生きていくことにもっとポジティブで、どこにいても曲が弾き終わってもまたはじめから弾き直せるような、そういうきもちで生きていきたいんだけど。

〈自分のことを大事にする〉がいつになっても覚えられないし、よくわからないままここまで来ちゃったけども。

先に進んで、今よりもっと悪いことが起きても、何度でもやり直せるものがあるとおもって毎日すごしたい、です。

 

 

 

 

以上令和を迎えてもうまくいえないひとたちの代表でした。

ちゃんちゃん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

書きたいという気持ちが強くなったあのときの僕は、サンリオピューロランドに行くべきだったのかもしれない

予想外に痛手を負うことは、誰にでもある。

予想外に痛手を負わせてしまうことも同じく。

 

 

 

 

 

 

 

 

イジりとイジメの境界線は、いまや社会問題となっている。セクハラ・パワハラなんかと同根だろう。 

 

 

 

 

「加害者」の多くは第三者に訴えられたときに、初めて自覚が出t

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

重いよ!!

 

なんだよこれ!!

 

普段明るく振舞ってる人が墓まで持っていこうと思ってた秘密を不意に知っちゃったときくらい重いよ!!

 

こちとらお題募ってまで短期集中連載で書こうってんだぞ!!

 

 

 

一発目はもっとファンシーに「サンリオピューロランドに行ってみた」とかそういうレポとかの方がふさわしいだろうが!!

なに書かせてんだ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ととのいました!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

傷が癒えた人とかけまして

 

 

 

 

 

 

 

チヤホヤされることに慣れて傲慢になった結果、自分が中心でなければ気が済まなくなってしまい、次第に周囲から疎まれるようになっていった人

 

と解きます

 

そのこころは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どちらもジコが過ぎたでしょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お後がよろしいようで

 

 

 

ふわっふわの毛布

ひどい風邪の時に嫌いなテレビを観て元気を貰った話

昼過ぎまで寝た。いや、正しくない。起きたら昼過ぎだった。

4時と5時半くらいに咳が止まらなくなって2度目が覚めたのは覚えている。

そこから咳止めの頓服を飲んだ。大きくて白い錠剤を4つ。医者は副作用で眠くなるから寝られない時だけにしなさいと言っていた。咳が止まってよく寝られるなら一石二鳥だ。

 

しかし寝すぎた。背中も痛いし耳の奥の方が重い。寝すぎたせいか風邪のせいかわからない。今日はひどく天気がいい。

とりあえず歯磨きをすると寝ていた時に止められていた分を回収するかのようなけたたましい咳が出る。涙と鼻水で顔がぐちゃぐちゃになる。食道も胃も腸も全部ひっくり返って出てきそうだ。最近は毎朝こうだ。私は大げさな人間なので死ぬ、という言葉が自然と浮かぶ。それと同時に彼氏にだけはこの顔見せられないなあ、と思う余裕がある。

 

誰もいないリビングのテレビがつきっぱなしになっている。吉本新喜劇だ。テレビの音はきんきんと耳と頭に響くので好きじゃない。

あたためるのが面倒なので熱いコーヒーに冷蔵庫から出した牛乳を1:1で注ぎ足したぬるいミルクコーヒーを飲む。トーストも焼かずにバターだけを塗る。消しゴムのように硬い。柔らかいパンがバターとバターナイフで押しつぶされる。気にしない。無理矢理パンの耳でナイフに残ったバターをこそげ取る。奇妙な形に変形したパンを半分に折ってミルクコーヒーでちびちびと流し込む。飲み込むたび、腫れた喉が痛む。

 

テレビでは間寛平池乃めだかがセットの長椅子を使ってごちゃごちゃと何かをやっている。池乃めだかちっちぇーなあ。トムとジェリーのようにちょっかいを掛け合うじじいふたり。観客の笑い声。それに応えるように更にヒートアップするじじいふたり。

 

私が生まれる前から、小学校を卒業し、中学、高校、大学まで卒業し社会人にさえなっているのに、新喜劇はその間ずっと続いているということにただ感心する。環境がどれだけ変わっても変わることなく続いているものがあることは、それだけで安心する。

 

やたらよく伸びる白いズボンにがらくたを詰められるだけ詰め込んだ寛平ちゃんが歩くたびにガチャガチャとうるさい音がする。池やんがやかましいなあ、とつっこむ。寛平ちゃんが前チャックの間からタコのオモチャを覗かせて「こんなん出てきた!」という顔をする。すかさず「いやアンタが入れたんや!」と池やんがつっこむ。なんと、しょうもない。しかし、なんと平和な笑いだろう。

 

なぜかここで、私は涙が出てきてしまった。

誰も傷つけず、何も笑い者にしない、笑い。大御所のじじいふたりが、小学生でもしないようないたずらっぽい笑いで会場を包む。これこそ理想ではないか。

風刺やいじり、時には差別で笑いを取る手法はアングラな人気を誇るし、それを悪く言うつもりはない。けれど、こんな方法で、人を笑わせる事ができるのだ。きっと誰にでもできる事じゃない。寛平ちゃんと池やんだから成立するのだ。

 

今日はひどく天気がいい。

 


仮原稿

 

 

お父さん・お母さんへ

 

 

お久しぶりです。しばらく帰れずにすみません。お元気でしょうか。

お父さんが風邪をひいてしばらく寝込んでいたこと、お母さんからこの間電話で聞きました。わたしも最近風邪をひいたのでお揃いだなと思いました。こっちは春が来る前兆のようにほのかに暖かい日が続いています。が、その暖かさに甘えて薄着をすると、途端に寒くて震えながら会社に向かう時もあります。油断禁物で体調気をつけてください。

仕事はまあまあ普通です。この時期を迎える前からいつもより忙しくなるだろうと覚悟を決めていた割には、そうでもなかったことに少し驚いています。毎日朝トイレ掃除を丁寧にして、社長の他の社員に対する文句を代わりに聞き、同業者に電話をかけ、契約まであと少しのお客様の対応し、近くにワゴンカーで来ている団子屋さんの団子をおやつに買い、基本的に何が何でも定時で帰るようにしています。最近のマイブームは、おやつに団子屋さんでチョコソースのかかったものを選ぶことです。食感は団子というよりつきたての餅に近く、見た目が丸く成形されてない餅のようですが、味が16種類もあって大抵のものは食べましたがおいしいです。仕事も今のところは順調です。

最近、夕飯は必ず丼ものなのですが、ご飯の上に乗せる具材に餡をかけるのが好きです。片栗粉の使い道がほかにわからないので、永遠に餡掛けご飯を作っているのですが、餡掛けはおいしいですね。鍋に少し水を入れて沸騰させ、白菜とほうれん草と挽肉を入れて、白だしをさっと入れておわり。味はめんつゆと酒みりんにしてみたり、めんつゆを醤油に変えてみたり、いろいろとしていますがどれもおいしいです。これを書いている日も新たな餡掛けご飯レシピを考えています。

自分のことばかり書いてすみませんが、とりあえず元気に無事で暮らしているということが言いたかったです。

いつもなにもいわずにいてすみません。そちらも体に気をつけて元気でいてください。

 

 

p.s. 保険証を同封します。長い間渡しそびれていてすみません。よろしくお願いします。

 

 

 

 

きょうの日報

 

 

朝、遅刻した。最近朝起きたら膀胱の痛みで動けなくて困ったなあということが多い。ご飯も食べてるし風邪っぽくはない。花粉で鼻はやられているけれど、漢方を飲んでなんとか生きている。あんなに食べるようになったのに抵抗力がまだ弱いのかあ、と思いながら、すみません、いつまでには着けますがお掃除の時間に間に合いません、申し訳ありません、とラインを送った。こういう時にあまり我慢をしないでゆっくり動いた方が後に引かないで楽になるのだと、膀胱炎になってもう9年になる経験からわかっている。

 

 

朝、着いた。掃除できなくてすみません、昨日は忙しかったですか?仕事やってくれてありがとうございます、進捗状況聞いてもいいですか?と声をかける。今日はあのよくわからない社長は来ない。デスクで履歴書を書けたら書くぞと意気込んで用意してきた。仕事も多分今日中には一歩前に進められたらいいな。なるべく早めに帰宅してご飯を6合炊くぞ。と、思いながら進捗状況を聞く。わたしのいない間のある1日がすごく忙しかったらしくて、同僚は自分の仕事とわたしの仕事のフォローでいっぱいいっぱいだったみたいだ。先方にレターパックで契約書を郵送する余裕すらなかったみたいだった。なぜその判断をしたの?その言葉は相手に伝えるには軽率では?と口を出したら、まるでちょっと不機嫌になったかのように早口になって言い訳をまくしたてた。理由を聞いてるだけなのになあ、と思いながら、わたしの言い方が悪かったという態度が伝わるように、「今日は声が変だけど昨日遅くまで飲んでたの?」と明るめのトーンで声をかけなおした。金曜が忙しくってわたし以外のメンバー3人で深夜1時まで飲んだらしい。そっかあ、おつかれさま、ずいぶん飲んだのねえ。ハハ、と笑いながら目で微笑んでることがわかるように取り繕った。もうすごい疲れてさァ、みんなヘトヘトだったんだよ、という言葉を聞いてあげる。別に聞きたくないし合わせたくないけど、そうしたら滞りなく進む。

 

 

夕方、やりきれなくなって後輩と一緒にお菓子を買いにセブンへ行った。どう考えても相手が指定する初期費用をオーバーしているし、収めるためにはどうしてもわたしの取り分を減らさないと今の現状から簡単に打開できなそうだった。簡単に、というのはこの契約を成約するのに急いでいるからであって、時間を少しもらえるならばわたしの取り分は減らずに目的を達成できるかもしれないのだ。そんな時間と手間を先方からもらえるのか、どうだろう、明日相談してみようか、うーん。迷いながら後輩とセブンに入る。話の途中でからかわれモードになって、「いやあなた2連休しといて朝遅刻って」って言われた。その瞬間?がめちゃくちゃ浮かんだ。いやまあ確かに掃除の時間に間に合わなかったことは謝るし謝ったし、それが足りないのならそうなんだろう。だけども、お前はわたしより会社に近いところに住んでいるのにも関わらず、わたしより先に出勤したことがないのにそれをいうわけ?入って日数が経つのにまだ会社周辺の地理がわからなくて、うちは地理がわからないと話にならない職だと身にしみてわかっているくせに、昼の休憩はずっとコンビニでご飯を買って外に出ようともしないくせに?そうであっても契約を1本とってこれるだけの力はあると認めているし、その努力を肯定するから、せめて現状の自分に甘えないでほしいもんだなあ、と思いながら無言でリプトンのさくらミルクティーを手に取る。さくらがついてるやつはまあハズレはしない。ていうかお前、飛び込みの客逃しすぎだし、せめてもうちょいお喋りが上手になるためにも外を歩いてまわる習慣つけたら?今のところお前の長所、顔しかなくない?と言いたいのを堪えて、レジに並ぶ。細身な後輩はスーツが似合うけれど、青スーツは正直若いうちしか着れないし、26歳以降の青スーツは見ててウザいからやめた方がいいよ、とそっと心でつぶやいた。

 

夜、退勤しようとした。明日は今日この2人は休みでいない。やっておく仕事ある?と聞いたらぽつぽつ出てくる。丁寧にヒアリングしてメモする。急ぎかどうか頭の中で計算する。同僚があ、と言い出す。これってまだやっておく必要ないよね?と訊かれたその仕事は、わたしがすでにもうクリアしていると思っていた段階の仕事だった。ていうかやっておいてくださいってわたし休み前に言ったよな?なんでやってないの?と訊く。契約前に届けばいいやつだし、そもそも先方から準備が遅れるといってたからこちらもそのような対応でいいかと思った、とのこと。この契約のことに対して繊細さが足りねえなあと感じて、オッケーやっておくよ、といった。誠意とかどこに置いてきたんだろうな、と思いながら明日のタスクメモに書き足す。わたしの明日のタスクメモの内容の多くは、大抵が自分の案件ではない。他人の尻拭いがままある。半年前は他人の尻拭いをして給料をもらっていた。今は自分のお客様と尻拭いで手一杯で、せめて頭でも体でもいいから会社にいる人間が進歩してくれたらなって思う。

 

夜、帰り道。今週火曜の新入りの歓迎会はどうするの?と同僚からラインが入った。元々社長がいる場に同席したくなく、酒もご飯も一緒に食べたくないと宣言したために欠席の旨を伝えていた。同僚からは、新入りの青スーツは別に悪くないのだから歓迎会くらいは参加したら?と暗に伝えてきた。別に悪くないとしたってわたしのことを守ってくれるわけでもなんでもないし、ていうかそこまで興味がない。やっぱ当日具合悪くなったので参加できませんってことにするから1人分キャンセルしておいて、とラインで打った。明日の夕方にその旨を店に伝えるから心変わりしたら連絡して!ととんちんかんなラインがきた。うるさいなあ。うるさいなあ。うるさいなあ。

 

 

 

 

弊社の上司、みていますか?死ね

 

 

 

 

ひとは年齢などではなく、属性ではなく、見た目ではなく、人柄でもなく、如何様に考えて何を実行しようとしているか。

それに対して手伝えることがあるのかないのか。

切りつめていったらそれしか残らない。それ以外は残らなくていいはずなんだけども、その本質以外の余計な脂肪みたいな要素がまとわりついて、本当のことがよくわからなくなることがあって。

 

 

何が大事なんですか?

今回はどんなコンセプトなんですか?

それはあなたの掲げたクレドとは反しているようにみえるけど、どう折り合いをつけているんですか?

 

 

自分の質問は最低限でかつ最適な、一番まず最初に聞かなければならない内容のものなだけなのに、何一つとしてきちんと回答できない相手にずっとわたしは怒っている。

わたしだってきちんとやれないことは多くあるけれど、信念とか自分の曲げてはいけないルールがあって、不本意にもそれに反する時は自分で自分に対して言語化して折り合いをつける。

 

 

わたしだってできることをなんでできないんですか、とはもう訊かない。できないものは仕方ないし、できないことを責めてもしょうがない。

 

ただその本質が蔑ろにしていいんだとしたら、今のあなたには何が残るんですか?

とは訊きたい。

 

 

 

まあ信念も何もなく生きてるのであれば、全部この質問する時間も無駄になるんだけども。ねえ。

 

ってことを毎日会社にいって上司に言おうか考えている。

「生意気なんだけどさ」とその場に同席している他人によく紹介されるときに言われるんだけども、採用したのお前だからな。

 

 

生意気で何が悪い。手を抜いて仕事をやるような人間よりよっぽどいいにきまってるだろうが!ばかもん!