うまくいえないひとたち。

analfriskerのつどい

日記とブログについて語るときにわたしの語ること

 

 

はい、タイトルからしてハルキストみが深いのをわかって頂けるかとおもいます、どうもおれです。

 

 

個人的に割と長く付き合いのある毛布兄貴から、「日記を書け、カッコ悪くてもいいし超大作じゃなくていいから書け」という脅し、アッいやお達しがありまして、自分の中のルール的に日記って他人に見せるものじゃないんですがまあ書きたいとおもいます。

 

 

 

 

 

まず日記というものについて、わたしの中のルールがあります。そこから明記していきますけど、書いてるおれがいちばんめんどくさいので読むのめんどくさくなったらまあすみません。

 

 

ルール1. 日記の内容が最悪誰にもわからなくていい、読んでる時に文脈が100パーセントわかる人間がわたしひとりであるならいちばんよい

 

ルール2. ぼかさない、ぼかすならばその理由さえきっちり書く(うまくいえないことを理由付きで述べる、と言い換えてもいいのかもしれない)

 

ルール3. 分量を定めない、思い出した時に思い出して書き留めておきたいことを書く

 

 

といった感じでしょうか。

みていただいた通り、わたしの日記は他者の存在が前提じゃないです。読者がわたしひとりという前提を覆す気はあんまりないんですね。だからテキトーに書くし、その時その時で日記の言葉選びの正しさの度合いみたいなものが全然違います。

女性は特に生理周期を測定するために毎日体温を測るひとがいますよね、男性だったらある一定の周期で髭を剃るでしょう、その時に自分がどれだけ"前と違うのか"で自分を見直すとおもうんですが、そんな感じと一緒だとおもってくれていいとおもいます。

 

これはキャスでも言いましたが、日記を書く、しかもmixiやブログではなくアナログにペンと紙を使いながら、という行為は、わたしにとって無駄遣いに浸る贅沢さを味わう意味と、自分の形を伴わない秘密を形作る整理整頓的な意味とがあります。そしてそれはひとりで行うからよりどちらの意味においても精度が上がるのであって、そこにわたし以外の人間は居ないし要らないのですね。

 

 

と、ここまで読んでくると

「じゃあなんでこのブログ立ち上げたの?」

っていう疑問が出てくるのは間違いないです。だってブログって日記じゃないの?ブログがある限り他者の存在は無視できないじゃん、やどかりのバカ!ってことになります。

 

なんの詳しい説明もなくこのブログを立ち上げて、もうすぐ1年が経とうとしています。このブログのルールは基本的に存在しません。それがルールだといってもいいくらいに基本的には自由です。まあ誹謗中傷はやめようね、というくらいです。

どれだけ書いてもいいし、どれだけ書かなくてもいい。

書くひともわたしの知り合いっぽければ基本的に誰にでもアドレスとパスワードを教えています。だからTwitterで知り合った本名さえ知らないひとの文も存在するし、同じキャンパスに通う仲間の文も存在する。

書く順番も決まってないので、全く更新のない月もあれば月に何本もブログが更新される時もあります。本当にムラがあって、そこが逆に面白いんだけど。

 

 

この場を作ったのは、大学の友達が仲間内で共用ブログを作っているのに憧れて真似っこしたのが始まりではあるんですけど、わたしはその"共用"という範囲を限りなく拡げてみました。

共用ブログを立ち上がる時からずっとおもっていたことなんだけども、Twitterは140字しか呟けないという制限の中で表現する場というだけなのにこんなにもたくさんのツイートが洪水のように毎日溢れていますよね。これって日常に即したツールだから勿論その時々によっても上手い下手があるし、長くいればいるほどどうツイートすればうまく言えるのか、うまくたくさんのひとに見てもらえるのか感覚として掴めますよね。だからこの場にいればいるほど、うまく表現できるかどうかの優劣みたいなものが目に見えてくるようになるんだと思っています。

 

わたしはTwitterを始めた時からずっと思っているんだけど、たまにうまく表現できない劣等感に押しつぶされてTwitterにすらいたくないとさえ思うことがあります。好きにやればいいのにどうしてもいうのが恥ずかしくなる。表し方が下手なのをなんとかして隠したくなってしまって。

で、まあ、居場所がないなら作っちゃおうねってことで、こうやって作ったわけなんですよ。あとはやるならみんなも巻き込んでやりたいし、どうせ気持ちよくなるならみんなも気持ちよくなれるような場所にしたかった。気軽に共有できて、かつ書き手個人のプライバシーがある程度守られて、ゆるく繋がっていられるような場で、拘束性がほぼない居場所。サイコーだと思いませんか?

 

 

ということで、今も変わらずこのブログは24時間365日ずっと書き手を募集しています。わたしの知り合いっぽければ、なんて書いたけど、別に知り合いじゃなくて、このブログになんとなく惹かれてどうしても書きたいんです、とかいうひとでもいいです。寄稿するのが一度きりでも構いません。募集しています。

 

 

この話のオチとしては、管理人のわたしがいちばんこのブログに積極的に書こうとしてない、というところです。

相変わらず言いたいことがしっちゃかめっちゃかでまとまってないけど、毛布兄貴許してくれ。

 

 

 

 

 

透子(どこよ @camelzback139)