うまくいえないひとたち。

analfriskerのつどい

納入する準備はできていた

いや、なんか細かい税金とかの払込票がね。大した額じゃないから財布の中に入ってるお金でいつだって払えるのよ。

だけどさ、その払込票の存在をコンビニのレジ前でタイミングよく思い出すことができなくて。何度も何度も払込票と一緒にお出かけして。

家に帰ってきてから思うことは、また今日も払わなかった。明日は払おう。今日はお昼までは覚えてたのに。帰りの電車の中までは覚えていたのに。先にスーパーに寄ったところまでは覚えていたというのに。

 

そんなことの繰り返しで、私はいつだって、ほんの小さな、いくらでも取り返しのきく失敗から、何も学ぶことができないまま、ただ毎日を平凡に、小石につまづきながら、それでも、歩いていくんだ。